「4Kテレビが欲しいけど、10万円も出すのはちょっと…」そんな風に思っていませんか?
そんなあなたにピッタリなのが、今回ご紹介するXiaomi TV A Pro 43です。なんと3万円前後で4K映像が楽しめちゃうんです。でも安いだけじゃダメですよね。実際の画質や使い心地はどうなのでしょうか?
今回は実際に数ヶ月使ってみて分かった、リアルな使用感をお伝えします。良い点も気になる点も包み隠さずレビューしますので、購入を検討している方はぜひ参考にしてください。
結論:明るい部屋でもクッキリ!肌の質感まで映し出す”ちょうどいい”4Kテレビ
先に結論からお伝えしますね。Xiaomi TV A Pro 43は、手頃な価格で4K映像を楽しめる「コスパお化け」なテレビです。
特に印象的だったのが、自然な発色の美しさ。派手すぎず、地味すぎず、まさに「ちょうどいい」んです。日中のリビングでも映像がハッキリ見えるし、Google TV搭載でNetflixやYouTubeもサクサク楽しめます。
映像・音・操作性のバランスが絶妙で、これから4Kデビューしたい人から、セカンドテレビを探している人まで、幅広くおすすめできるテレビだと感じました。
Xiaomi TV A Pro 43って、どんなテレビなの?
基本スペックをサクッと紹介
まずは基本的なスペックから。解像度はもちろん4K(3840×2160)で、HDR対応なので高精細な映像を楽しめます。
接続端子も充実していて、複数のHDMI端子とUSBポートを搭載。PlayStation5やNintendo Switch、外付けHDDも同時接続できるので、配線の付け替えで悩むことはありません。
そして何より嬉しいのが、Google TVが最初から入っていること。NetflixやYouTube、Amazon Prime Videoといった人気の動画配信サービスを、すぐに楽しめるんです。リモコンに話しかけるだけで動画を探せる音声検索機能も便利でした。
2025年モデルとの違いは?
「もうすぐ新しいモデルが出るなら、そっちの方がいいのかな?」と気になりますよね。
確かに2025年モデルは映像処理チップがパワーアップして、特に暗いシーンの表現や動きのなめらかさが向上しています。ただし、価格もちょっと高めなんです。
A Pro 43は最新ではないものの、日常使いには十分すぎるくらいの性能を持っています。コストを抑えたい方には、まだまだ魅力的な選択肢だと思います。
デザインと設置のしやすさ
見た目もなかなかスタイリッシュです。ベゼル(縁の部分)がとても細いので、画面の存在感がグッと際立ちます。映画を見ているときの没入感が違うんです。
43インチというサイズ感も絶妙。リビングで家族みんなで見るのにも、一人暮らしのワンルームにも馴染みます。本体も軽めなので、模様替えや引っ越しのときも楽チンでした。
実際に使ってみて分かった8つの良いところ
1. 人の肌がとにかく自然で美しい
このテレビの一番の魅力は、色の再現性の高さです。特に人物が映ったとき、肌の血色の良さや質感がまるで肉眼で見ているかのように自然なんです。
派手に色を盛るタイプのテレビではないので、最初は「ちょっと地味かな?」と思ったんですが、長時間見ていても目が疲れにくく、むしろこの自然さが心地よくなってきます。
同じ価格帯のTCLと比べてみても、彩度のバランスがとても良くて、過度に鮮やかすぎない点が気に入りました。
2. 映画では髪の毛一本一本まで鮮明
映画鑑賞では、このテレビの実力が存分に発揮されます。4K解像度のおかげで、俳優さんの髪の毛一本一本や、肌の細かな陰影まではっきりと映し出されるんです。
暗いシーンでは高級モデルほどのコントラストは期待できませんが、同じ価格帯のハイセンス製品と比べると、映像の解像感はしっかり出ていると感じました。
アクション映画の爆発シーンでは、炎の一つ一つまで細かく見えて、思わず「おお!」と声が出てしまうほどでした。
3. YouTubeやNetflixが格段にキレイ
普段からNetflixやYouTubeをよく見る方には、これは本当におすすめです。特に4K対応のコンテンツを再生したときは、従来のフルHDテレビとの差がはっきりと分かります。
例えば、自然風景のドキュメンタリーを見たとき、木の葉っぱの一枚一枚まで鮮明に映って、まるでその場にいるような感覚になります。細かい文字や背景の奥行きまでクッキリ見えるので、動画視聴がより楽しくなりました。
4. スポーツ観戦の臨場感がアップ
サッカーや野球を見るのが好きな方にも朗報です。グラウンドの芝生の緑がとても鮮やかで、ユニフォームの色味も自然に映し出されます。
ただし正直に言うと、サッカーの速いパスワークやバスケットボールの激しい動きでは、ちょっと残像が気になることもありました。とはいえ、この価格帯のエントリーモデルの中では優秀な部類で、普通にスポーツを楽しむ分には十分だと思います。
5. 音も意外と頑張っている
「安いテレビの音質はイマイチでしょ?」と思われがちですが、これが意外と健闘してるんです。
スピーカーから流れる音に広がりがあって、映画のBGMやライブ映像では結構な臨場感を感じられました。セリフ部分は少しこもり気味ではありますが、普段のニュースやドラマ視聴なら全く問題ありません。
もちろん、もっと音質にこだわりたい方は外部スピーカーやサウンドバーを追加するのがおすすめです。
6. リモコンの反応が抜群に良い
地味に重要なのが、リモコンの使いやすさ。このテレビのリモコンは本当に反応が良くて、ボタンを押してから画面が切り替わるまでのタイムラグをほとんど感じません。
デザインもシンプルで、余計なボタンがないので直感的に操作できます。うちの両親も「これなら分かりやすい」と言っていました。ソニーやシャープのリモコンは機能が豊富な分、ちょっと複雑に感じることがありますが、Xiaomiは初心者にも優しい設計ですね。
7. 電源オンから映像表示まで爆速
朝のニュースを見たいときや、子どもが「アニメ見たい!」と言ったとき、電源を入れてからすぐに映像が映るのって地味に重要ですよね。
このテレビは起動がとにかく速いんです。電源ボタンを押してから映像が映るまでの待機時間が本当に短くて、ストレスを感じません。忙しい朝の時間帯では、この速さがとても便利だと実感しています。
8. Google TV内蔵で外部機器いらず
最後に、Google TVが最初から入っているのは本当に便利です。Netflix、YouTube、Amazon Prime Videoなどの人気アプリを自由にダウンロードできるし、リモコンにはショートカットボタンも付いています。
ワンタッチでアプリを起動できるので、「Fire TV Stick」や「Chromecast」といった外部デバイスを別途用意する必要がありません。配線もスッキリするし、リモコンも1つで済むのが嬉しいポイントです。
唯一気になったポイント:視野角の狭さ
良いことばかり書いてきましたが、もちろん気になる点もあります。一番のデメリットは、視野角が狭めなことです。
正面から見る分には本当にキレイな映像を楽しめるんですが、ソファで家族が横並びに座って見ると、端っこの席では画面が暗く見えたり、色が薄く感じられたりします。
特に広いリビングで家族全員で映画鑑賞を楽しみたい方には、ちょっと不便かもしれません。IPSパネルを採用したハイセンスの上位モデルなどと比べると、この点は明らかに差が出ます。
ただし、一人暮らしの方や、普段は正面から見ることが多い方なら、そこまで大きなデメリットにはならないと思います。
いろんなシーンで使ってみた感想
映画・ドラマ鑑賞では没入感バツグン
映画を見るとき、役者さんの肌の質感や衣装の細部まで本当によく映ります。まるで映画館にいるような臨場感を味わえるんです。
ただし、暗いシーンでは黒がちょっとグレーがかって見えることがあります。もっと深いコントラストを求める映画ファンの方には、少し物足りないかもしれませんね。
スポーツ中継は迫力満点(でも残像はちょっと気になる)
サッカーや野球を見るときは、芝生の鮮やかな緑や選手の動きがとても映えます。臨場感は抜群です。
ただし、激しいプレーのシーンでは残像が見えることもあります。とはいえ、普通にスポーツを楽しむ分には十分だと感じました。
ゲームも意外と快適
PlayStation5やNintendo Switchを繋いでゲームをしてみましたが、遅延はほとんど感じませんでした。特にRPGやアドベンチャーゲームでは、とても快適に遊べます。
本格的なeスポーツや格闘ゲームをやる方は、もっと高性能なゲーミングモニターの方が良いかもしれませんが、普通にゲームを楽しむ分には全然問題ありません。
パソコンのモニターとしても使える
テレワークでサブモニターとして使ってみたところ、文字がとてもクッキリ表示されて読みやすかったです。目の疲れも少なく、長時間の作業でも快適でした。
色の再現性も自然なので、動画編集や写真閲覧にも十分対応できると思います。
他のテレビとの比較
同価格帯のライバルたちと比べると?
TCLは色の鮮やかさが印象的で、スポーツやアニメを見るときに映えます。ハイセンスは画面の明るさが特徴で、日中の明るい部屋でもはっきり映像を楽しめます。
その中でXiaomiは、自然な発色と操作性の良さ、そしてGoogle TVの便利さが魅力だと感じました。どれも一長一短ありますが、バランスの良さではXiaomiが一歩リードしている印象です。
国内メーカーと比べるとどう?
ソニーのBRAVIAやシャープのAQUOSは、確かに画質や音質で優れています。ただし、価格は倍近くになることが多いんです。
「とにかく最高画質を求める!」という方は国内メーカーを選ぶべきですが、「コスパ重視で4K映像を楽しみたい」という方にはXiaomiがおすすめです。
購入前にチェックしておきたいこと
保証とサポートは大丈夫?
標準で1年間の保証が付いています。販売店によっては3年や5年の延長保証も選べるので、長く使う予定の方は検討してみてください。
設置は簡単?
付属のスタンドを取り付けるだけで設置完了です。壁掛けにも対応しているので、部屋のレイアウトに合わせて選べます。
設置場所は、直射日光が当たらず、湿気の少ない場所を選ぶと長持ちします。
メンテナンスはどうする?
定期的に柔らかい布で画面を拭き、通気口のホコリを取り除くことが大切です。また、ソフトウェアのアップデートも忘れずに行いましょう。
みんなの口コミをチェック
実際に購入した方々の声を見ると、「コスパ最高!」「Google TVが便利で操作しやすい」「思った以上に画質が自然でキレイ」といった高評価が多く見られます。
一方で、「視野角が狭い」「映画の暗いシーンがちょっと物足りない」という声もありました。
全体的には「価格を考えると十分満足」という意見が多く、初めての4Kテレビやセカンドテレビとして人気があるようです。
価格はどのくらい?
Amazon、楽天、家電量販店での実売価格は大体3万円前後です。タイミングが良ければ2万円台後半まで下がることもあるので、セール時期を狙うとさらにお得に購入できます。
こんな人におすすめ
手頃な価格で4Kデビューしたい人 大手メーカーの4Kテレビはまだまだ高価ですが、このモデルなら3万円前後で4K映像が楽しめます。初めて4Kテレビを買う方や、とにかくコスパ重視の方にピッタリです。
ネット動画をよく見る人 YouTubeやNetflix、Amazon Prime Videoを日常的に見ている方には、Google TV内蔵は本当に便利です。外部機器なしで、リモコン一つでサクッと動画を楽しめます。
いろんな場所で使いたい人 43インチは、リビングのメインテレビとしても、寝室のセカンドテレビとしても使いやすいサイズです。7kg程度と軽量なので、設置や移動も簡単で、ライフスタイルに合わせて柔軟に使えます。
こんな人には向かないかも
広い視野角を求める人 ソファで横並びに座って見たり、部屋の端から見ることが多い方は、視野角の狭さが気になるかもしれません。そんな方はIPSパネルを搭載したテレビを検討してみてください。
映画の暗いシーンにこだわる人 暗いシーンや夜景の再現力は、やはり上位モデルや有機ELテレビには敵いません。黒の沈み込みやコントラスト表現にこだわる方は、ソニーのBRAVIAやLGのOLEDモデルの方が満足度は高いでしょう。
高級感を重視する人 高級機種のような金属フレームの質感や、細かな映像調整機能はありません。見た目や機能の「高級感」を求める方には物足りないかもしれません。
まとめ:コスパを求めるなら間違いない選択
Xiaomi TV A Pro 43は、3万円という価格を考えると本当によくできたテレビだと思います。画質は自然で美しく、Google TVの便利さは一度使うと手放せません。
完璧ではありませんが、初めての4Kテレビや、コスパ重視でテレビを選びたい方には自信を持っておすすめできます。視野角の狭さという弱点はありますが、それを差し引いても十分魅力的な製品だと感じました。
気になった方は、ぜひ家電量販店で実際の画質をチェックしてみてくださいね。きっと、この価格でこの画質なら納得していただけると思います!


